6月に読んだ本。

インドは今日も〜。この頃、夏休み前半でがっぽり稼いで9月はインドに旅行に行こう、と決めていた。結局挫折したが。その影響もあってたか買ってみた本。同じインド旅行記では妹尾河童の「河童がのぞいたインド」の方が好きだな。
で、星界の紋章シリーズ。SFにちょっと足を突っ込んだためか、以前からその筋の人の間で名前が知れ渡っているというこの作品を読んでみたくなった。表紙でちょっと引いたが。それなりに面白く、随分読みやすかった。
ラヴクラフト全集は例のアレ。この5巻で全部揃ったことになった。
メルカトルと美袋のための殺人。麻耶雄嵩という、ちょっと変わった作品を書くミステリー作家の短編集。これの主人公であるメルカトル鮎は天才的探偵でありつつ強烈に自己中心的なキャラ。とだけ書くと京極堂シリーズの榎木津礼ニ郎と似たような感じだが、実際には大分違う。この人の各作品は、読む人を大分選ぶんじゃなかろうか。俺はなんだかんだいいつつ何冊か読んでる。理解できない作品が結構あるが。