感想

まだ序盤(B2F到達)だけどかなりいいと思う。印象としては所々にWizのテイストを散りばめつつ、敷居を下げて新しくWizに触れるプレイヤに門戸を広げた感じ。
最初は3人パーティーで回復魔法を使える人間が居ないものの、回復のアイテムが簡単に手に入るし、攻撃力もあるのでクラシックなWizの様に初戦から大苦戦するようなこともなく、サクサク進める。このような難易度変更はそれなりに名前の通った会社が(Wizと名前がついてるとはいえ)ゲームを出す上で必ず必要になるのでは、と思う。いまどき街でしかセーブできない上に序盤から苦戦の連続じゃあユーザー離れるわな。
それとかなりの数の(といっても、クラシックなWizと比べれば、の話かもしれない)イベントが配置されていて、シリアスなのもあれば重苦しい迷宮内の雰囲気を緩和するようなのもあって、上手い具合に出来てると思う。このイベントとか音楽のところどころにメガテンテイストを感じてしまうのは勘ぐりすぎだろうか。
で、この様様な変更点をとりあげて、「こんなのWizじゃない」という声もちらほらと聞こえたが、結局そういった声は掻き消えたようだ。その通り、これはそもそもWizじゃなくてBUSINというゲームだし、ご丁寧にサブタイトルでAlternativeとも謳っている(まあその前に「Wiz」の定義が必要か)。しかしそれでいてこのゲームはWizの名を関するに十分だとも思う。まぁまだ全然やりこんでないからWiz云々に関しては後々意見がかわるかもしれないけど。
それと、ゲーム本編にかかわりがないものの重要な要素としてインタフェイスの出来やローディング時間というものがあるが、この辺りに関してBUSINはかなり丁寧に作られていると思う。インタフェイスは100点満点と行かないまでも80点くらいはいけるし、ローディング時間も随分短く抑えられてるという印象を受けた。
その辺りも考えにいれ、Wiz問題云々をとっぱらってBUSINとして見た場合、一本のゲームとしてこの作品は十分に面白いといえる。続編の発売も決まっているのでそちらも楽しみ。

ヘッドホンつけてやってたらあまりにも寂寥とした風景とBGMでやりきれなくなった。あと後ろからヒタヒタと足音が近づいてきたときはふりむかずに走って逃げた。こぇえ。ホラーゲームでもないのに。で、井戸から飛び降りて死亡、そのままBUSINに移行した。
まだほんの少ししかやってないのでちゃんとした感想はBUSIN一段落ついてこっちを再開してから。